交際もセックスも面倒
CNNは29日、日本の少子化の現状をレポート。若年層の過半数に交際相手がおらず、セックスに興味を持たない層が増えていることなどを報じた。
セックスに関心なし、嫌悪感も
厚生労働省の研究班が今年1月にデータを発表した「男女の生活と意識に関する調査」では、セックスに興味がない層の増加が見られた。
同調査は2002年から2年に1度行われている。対象は16歳~49歳の男女。
今年発表されたデータでは、男性18%(前回より7ポイント増)、女性48%(前回より11ポイント増)がセックスに興味がない・嫌悪している、と答えた。
この傾向は特に若年男性で強く、16歳~19歳では、男性36%(前回より18%増)、女性59%(前回より12%増)となった。
少子高齢化はなぜか東アジア・ヨーロッパに
国立社会保障・人口問題研究所が行った調査では、男性の61.4%(前回52.2%)、女性の49.5%(前回44.7%)が「交際している異性はいない」回答。
35~39歳の男女では、男性の27.7%、女性の25.5%と約4人に1人が「性経験がない」と答えたという。
日本の出生率は1.34と低迷している。出生率の低下は韓国や台湾でも問題となっており、世界的には東アジア、東ヨーロッパに集中して見られる。
◆結婚と出産に関する全国調査
http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou14_s/doukou14_s.pdf◆CNN
http://www.cnn.co.jp/fringe/30004742.html?ref=ng