福島の母親が座り込み抗議行動
先月27日、経済産業省前で福島県の女性約70人が、3日間の座り込み抗議行動を行った。
福島第1原発事故に対する政府の対応の鈍さに業を煮やした女性・母親たちが立ち上がったもので、座り込みを企画した団体「
原発いらない福島の女たち」の世話人
佐藤幸子氏は、政府は、
「子どもたちを7カ月以上も放射能の海の中に放置したまま」
と憤る。
女性たちの要請のひとつは、「
子どもたちの即時避難・疎開と完全補償」。国は「
除染」ばかりを言うが、同抗議行動を伝える毎日新聞の記事(2日)によれば、
懸命に除染をしても、大雨で山から土砂が流れ出ると線量が元に戻ってしまう
という。女性たちは、
まず子供たち・妊婦を疎開させてほしい
と訴える。
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野田総理への請願書、ネット署名受付け中
この福島の女性たちの行動に賛同するグローバル・オンライン・コミュニティ「
AVAAZ.org」は、ネットで署名運動を展開している。
野田総理大臣に向けての請願書で、
「日本政府が、 未だに高放射能汚染地区に閉じ込められている福島市の子ども達を守るため、 早急に行動をとるよう強く要請します」
としている。今回の署名に残された時間は48時間。詳細、署名は下記のリンクをご参照を。
AVAAZ.org(署名はこちらから)
福島の子供たちを救うために残り48時間毎日jp
特集ワイド:女たちの脱原発 座り込み集会ルポ