郵便事業株式会社主催の第26回全日本DM大賞が開催中だ。全日本DM大賞は、「戦略性」「クリエイティブ」「実施効果」などにおいて、優れたダイレクトメール(DM)を表彰する賞。DMの企画・表現技術の向上と、DMという広告メディアの広範な認知を目的としている。
テーマ
今回のテーマは、「DMが生み出す絆」。大震災後に見直された「人との絆」の延長線にあるようだ。DMは、テレビのようなマスメディアとは違って、地味にじわじわとその影響を及ぼす古くからのアナログ広告手段。それが今、つながりが重視されているこの時代に「カタチ」ある「ダイレクトメディア」として再注目されている。
そんな時、この賞を受賞することには、大きな意味がある。実際、過去の受賞者には、受賞してから、社内外から企画担当者やプランナーが評価を得、その後のビジネスを有利に進めている例が見られるのだ。
賞は、グランプリ・金・銀・銅の4賞と審査員特別賞の他に、今回プログレッシブ賞が新設された。審査員長は、法政大学経営大学院教授の嶋口充輝氏、審査員は、株式会社電通ワンダーマンの明石智子氏他計9名。応募締切は11月30日。結果は2012年1月下旬に、郵便事業株式会社より報道発表される。
第26回全日本DM大賞郵便事業株式会社