東北・関東地方を産農産物出荷への影響
東日本大震災による、東北・関東地方の多くの農業従事者・食品関連事業者などの被災、また、原子力発電所の事故に伴う、東北・関東地方を産地とする農産物の出荷への影響が生じており、原発事故が収束せず長引くとすれば東北・関東地方の農家にとっては大きな痛手になり兼ねない。
関西電力株式会社、東北・関東地方の農産物支援の取組み発表
関西電力株式会社は、この度、東日本大震災の被災地支援の一環として、社員食堂において、東北・関東地方の農産物を優先的に利用することを発表した。
今回の取組みは、4月27日より、関西電力株式会社の社員食堂において福島県産の米を利用するものであり、その他の東北・関東地方の農産物においても順次利用する。また、今後、大阪北支店など、その他の社員食堂においても利用を拡大予定とか。
関西電力株式会社おいては、震災復旧ならびに事故の速やかな収束のため、被災地域に対して、電力の応援融通、要員の派遣、各種資機材の提供等、最大限の支援を続けており、様々な取組みを通じて、東日本大震災の被災地支援を行っていく予定とのこと。
今後も、電力会社を中心とする被災地支援の動きが広がっていくのかどうか引き続き注目していきたい。
関西電力株式会社