3週間ぶりに開館 5月29日まで入館無料
東日本大震災の影響により休館していた、栃木県の宇都宮美術館は、4月1日(金)に、開館しました。震災による被害では、彫刻数点が倒に、損傷しましたが、無事に3週間ぶりの開館となりました。
同美術館では、現在、シャガールなどの常設展示のほか、5月3日(火)終了予定だった、栃木県足利市出身の日本画家・荒井孝の回顧展「荒井孝展」を、5月15日(日)まで延長して開催中です。なんと4月1日(金)から5月29日(日)までは、入館が無料となります。
平山郁夫の薫陶をうけた「荒井孝展」
栃木県足利市に生まれ、宇都宮市で育った日本画家・荒井孝は、平山郁夫の薫陶をうけ、インドや中国、中南米などで、暮らす人々の姿を鮮烈に描く一方、京都や奈良、日光などの日本ならではの、四季おりおりの風景をみずみずしく描きました。
この展覧会では、東京藝術大学の卒業製作から、近年の作品まで、約100点を展示。画面の奥から光がにじみでるような、荒井孝の繊細な色彩感覚をあますことなく、伝える内容となっています。
企画展「荒井孝展」
宇都宮美術館
栃木県宇都宮市長岡町1077
028-643-0100
開催期間/1月30日(日)~2011年5月15日(日)
開館時間/9:00~17:00
※入館は16:30まで
※計画停電実施の際は開館時間が変更となる場合があります
料金/4月1日(金)から5月29日(日)まで無料
【長期休館について】
※5月30日(月)から2012年3月23日(金)まで、約10カ月間休館となります。
宇都宮美術館
http://u-moa.jp/jp/index.html展覧会案内「荒井孝展」
http://u-moa.jp/jp/exhibition/index02.html毎日.jp「東日本大震災:宇都宮美術館、3週間ぶり開館 彫刻数点、倒れ損傷 /栃木」
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20110402ddlk09040213000c.html