都内の放射物質の測定データ
東京都産業労働局は東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、Webサイト上で都内の放射物質の測定データ提供をはじめた。
また東京都健康安全研究センター、独立行政法人 放射線医学総合研究所、文部科学省、経済産業省へのリンクもある。これらのWebサイトでも放射能の測定結果を提供している。
東京都産業労働局によると、21日現在、健康に影響を与える放射線量は都内では測定されていないという。
測定データ
測定方法は大気浮遊塵に含まれる放射性物質を捕集して測定。測定結果の数値単位はベクレル。測定を行なっているのは地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター駒沢支所。データ形式はpdf形式。
ベクレルは放射性物質が放射線を出す能力(単位はベクレル:Bq)の単位。例えば10Bq/m3の場合、1秒に1立方mの空間中に10個の放射性物質が存在することを意味する。
以下東京都産業労働局のデータより。
計測日 採集時間 ヨウ素131
20110315 00:00-07:12 10.8
20110315 10:00-11:00 241
20110315 11:00-12:00 81
20110316 12:00-13:00 2.6
20110316 02:00-03:00 3.5
20110316 04:00-05:00 22
20110316 12:00-13:00 0.2
20110316 14:00-15:00 0.4
20110316 17:00-18:00 0.1
20110316 20:00-21:00 0.2
20110319 02:00-03:00 0.1
20110319 09:00-10:00 0.2
20110319 12:00-13:00 0.1
20110319 20:00-21:00 0.2
20110321 03:00-08:00 8.4
東京都産業労働局
http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/whats-new/measurement.html