国宝「燕子花図屏風」と「八橋図屏風」
尾形光琳の屏風絵の代表作といえば、国宝「燕子花図屏風」が思い浮かぶと思います。そして、海をへだてたアメリカにも、燕子花を描いた傑作屏風絵「八橋図屏風」があります。
東京港区の根津美術館では、開館70周年を記念した企画展の第1弾として、4月16日(土)から5月15日(日)まで、「開館70周年記念特別展1 KORIN展」を開催します。「燕子花図屏風」と「八橋図屏風」、尾形光琳を代表する傑作屏風絵が、100年の時をへて再会します。
光琳最初期からの軌跡を追う
「琳派」を象徴する尾形光琳が、その芸術のなかで繰り返しモチーフにしたのが“燕子花”です。その中でも傑作と称される根津美術館所蔵の国宝「燕子花図屏風」とニューヨーク・メトロポリタン美術館が所蔵する「八橋図屏風」。光琳が10年の歳月をおいて描いた2つの作品が、海を渡り100年ぶりに再会します。
展覧会では、光琳最初期の作品「十二ヶ月歌意図屏」や、「伊勢物語八橋図」、「白楽天図屏風」などといった代表作を展示。さらに、光琳から強い影響をうけた、酒井抱一が編集した『光琳百図』をあわせて展示し、光琳芸術の軌跡を存分に味わう展覧会となっています。
「開館70周年記念特別展1 KORIN展」
根津美術館
東京都港区南青山6-5-1
03-3400-2536
開催期間/4月16日(土)~5月15日(日)
開館時間/10:00~17:00
※4月29日(金・祝)~5月15日(日)は夜間開館 10:00~19:00
※入場は閉館3月曜日0分前まで
休館日/月曜日
※5月2日(月)は開館
料金/1200円
展覧会 / 次の展覧会|根津美術館(開館70周年記念特別展1 KORIN展)
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/next.html根津美術館
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