写真とペーパークラフトの”絆”「戦場カメラマン 渡部陽一 ＆ 紙の魔術師 太田隆司 展」

東京六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーでは、テレビなどで人気の戦場カメラマン、渡部陽一氏と、「平面でも立体でもない」ペーパークラフトで情景を“描く”太田隆司氏の2人による企画展「戦場カメラマン 渡部陽一 ＆ 紙の魔術師 太田隆司 展」を4月3日(日)まで好評開催中です。

戦場カメラマンとペーパークラフト作家、「瞬間を切り取る」という共通点をもつ2人の表現を通して、「絆」をテーマに、“人と人とのつながり”や、“人の思い”といった、今の社会が失いがちなものをメッセージとして伝える展覧会です。

テレビなどのメディア出演で、一躍人気者となった、渡部陽一氏は、戦場カメラマンとして、世界中の紛争や戦争を取材し、そこに生きる人々の姿を撮影してきました。一方、太田隆司氏は、紙だけを重ねあわせ、平面でも立体でもない不思議な「情景」を作り出すペーパークラフト作家です。その独特の表現で、雑誌やポスターなど個展などで活躍中です。

「瞬間を切り取り」そして「情景として残す」共通点をもつ2人。渡部氏はカメラマンとして、瞬間を切り取り、太田氏は、まさしく紙を「切り取り」瞬間の情景をペーパークラフトとして表現します。渡部氏が太田氏のファンという間柄もあり、2人の展覧会に対する思いれと、意気込みも深いものとなっています。





戦場カメラマン渡部陽一＆紙の魔術師 太田隆司 展
http://www.fujitv.co.jp/events/art/senjyo/index.html

六本木ヒルズ「戦場カメラマン　渡部陽一 ＆　紙の魔術師　太田隆司展」
http://www.roppongihills.com/art/macg/events/2011/03/macg_kizuna2011.html