雇用の多様性に対して~特例子会社の取り組みを語る~
自閉症や発達障害児のサポートを行っているNPO法人おひさまクラブ(栃木県下都賀郡:以下同クラブ)は今月19日、栃木市大平町で「障がい者雇用・就労関係講演会」を開催する。
講演テーマは「重度知的障がい者を企業戦力に」。障がい者雇用を専門とする特例子会社「三越伊勢丹ソレイユ」の四王天(しおうてん)社長が、特別な配慮や知識を持つ指導員を要して、障がい者雇用を専門にする特例子会社の立ち上げから現在に至るまで、試行錯誤したさまざまなエピソードについて講演する予定。
特例子会社名の「ソレイユ」はフランス語で「太陽」という意味をもつ
株式会社伊勢丹ソレイユは、グループ7社による百貨店唯一の特例子会社として2004年9月に設立。主に知的障がい者の雇用を促進している。2005年1月より稼働を開始し、ギフトボックスの組み立てや伝票の分類などの販売支援業務を担っている。
さまざまな雇用形態の従業員がともに働く職場で、一人ひとりが状況に合わせた働き方を選び、それぞれの持つ能力を発揮して生き生きと働くことができるように制度を整え、常に職場環境の改善に努めている。これまで一般就労が難しいといわれていた重度の知的障がい者雇用し、現在28名の知的障がい者が働いているという。
2009年度には障がい者雇用率1.9%を達成。同年2月には東京都教育委員会から表彰を受け、同9月には障害者雇用優良事業所として、厚生労働大臣表彰を受賞をしている。
講演案内は以下の通り。
場 所 栃木市大平健康福祉センター「ゆうゆうプラザ」
大会議室
(栃木市大平町西野田666番地1)
時 間 10:00 から 12:00 終了予定
講 師 株式会社 三越伊勢丹 ソレイユ
代表取締役 社長 四王天 正邦氏
申込み 氏名(フリガナ)、施設・学校名等、連絡先(TEL)
記載の上、FAXかメールで申込み
申込先 斎藤代表理事宛て 0282-24-8065(FAX)
Eメールアドレス: hy-saitoh@cc9.ne.jp
定 員 200名 (定員になり次第締切。)
※定員を超えた場合のみ、連絡予定。
参加費 500円(資料代として)
参加締め切りは平成23年6月10日(金)
NPO法人おひさまクラブ三越伊勢丹ホールディングス