「なぜ障がい者は企業の戦力となるのか」～エフピコグループの障がい雇用から学ぶ≪就労セミナー開催≫

発達障がいのキャリア開発研究会MAKIAが6月12日、発達障がい就労セミナーを開催する。講師には、障がい者雇用に積極的なエフピコグループの取締役が抜擢。民間企業における障がい者採用の現状や、「障がい者は企業の戦力だから雇用し続ける」ことを信念としているエフピコグループの障がい者雇用の現場から、 支援の方法についてそれぞれの立場から考えていくことが今回のセミナーのテーマである。今回講師をつとめる且田（かつた）久雄氏が取締役を務めるエフピコ愛パック株式会社は、日本で初めてとなる企業による「障害者就労継続支援（Ａ型）事業所」を開設した企業である。他にもグループ企業や特例子会社設立などに大きく活動を広げ、現在も障がい者の働く場所を作る活動を続けている。

近年発達障がいの子どもたちの就労問題が、当たり前のように取り上げられるようになってきているにもかかわらず、まだまだ情報は不足しているのが現実である。発達障がいの子どもをもつ親にとって、子どもの就労は大きな問題のままとなっているケースが多いが、キャリア開発研究会MAKIAはこのセミナーで、親のあり方を参加者全員で考えていく機会にしていきたいとしている。

当事者・保護者はもちろん、発達障がい者の支援に携わる学校関係者や福祉施設関係者、実際に雇用する側である企業などのあらゆる分野からの参加を期待している。





『親が変われば夢も変わる！』発達障がい就労セミナー
（主　催：発達障がいのキャリア開発研究会 MAKIA）