ボランティア支援に消極的な阪大
大阪大学の学生が東日本大震災の被災者・被災地の復興を支援するプロジェクト 「ACTION 産学民を動かすプロジェクト」を立ち上げた。
学生らは、大阪大学に対して、東日本大震災のボランティア支援に関する提言を行ったものの、一向に良い返事が得られなかった。また、大阪大学にはボランティア活動を支援する制度がなく、授業を休んだ学生のフォローができていないという。
そのため、まずは、5月27日~30日の4日間、大阪大学の学生の有志 100 人による被災地での救援活動をして、その学生の熱意を大学側に訴え、ボランティアに対する支援を求める。
関西全体を巻き込んだプロジェクトに
また、活動した学生がメッセンジャーとなり、 被災地で実際に肌で感じたことを温度差のある関西に伝える。 それにより、関西全体で状況を共感し、ボランティア意識を芽生えさせ、 支援の継続を図る。
最終的には、 大阪大学だけでなく関西の他大学、企業そして人々やNPOをも動かし、 関西全体を巻き込んだ長期的な大規模支援の実現を目指す。
「ACTION 産学民を動かすプロジェクト」 の企画書