金・銀・プラチナを贅沢に使用
5月25日、株式会社インブルームスが分骨をターゲットに新しいタイプの骨壺を発売した。「七音」と名付けられたこのガラス製骨壺のブランドは、オリジナル性やデザイン性を求める消費者の声に応えて誕生したという。
熟練職人が吹きガラスの技法を駆使して一つ一つ手作りする骨壺には、本金箔や銀、プラチナなどが贅沢に使用されている。手仕上げならではの温もりを感じられるのも七音の特長だろう。
ライフエンドにもオリジナリティを
サイズは4種類。それぞれのニーズに合った大きさを選べる。またサイズごとに微妙にスタイルを変えて、それぞれの大きさでもっとも美しく感じられるよう、工夫されている。
人生最後の拠り所となる骨壺に対して、近年ではオリジナリティやデザイン性など、こだわりを持つ方が増えている。「七音」は、そんなニーズに応えるため、合計34種類のカラー・サイズバリエーションから、好みのものを選ぶことができる。
海外では木になる骨壺も
スペインではバルセロナ在住のデザイナーが「木になる骨壺」を発売している。ココナツの殻や泥炭、セルロースなど、経年と共に土に帰る材料で作られており、中には樹木の種が入っているもので、Bio Urmと名付けられている。
遺灰を入れ、埋葬すると、やがて木が生えてくる。「死後は木になりたい」という自然派の方にお薦め、とのことだが、墓石の下におさめる日本の墓地では、利用が難しいだろう。
◆株式会社インブルームス◆七音コレクション◆マルティン・アスアさん公式サイト