株式会社ウェザーニュースが、今夏の電力不足にそなえるため、全国の人々の"体感"を利用した「デンキ予報」を携帯サイト「
ウェザーニュース」内で開始した。
*デンキ予報のイメージ
「デンキ予報」とは?
「デンキ予報」は、全国の人々から寄せられた"体感"の報告を、同社の電力気象のプロが分析し、全国10エリアの各使用量を1時間ごとに予報する無料のサービスだ。電力の需要は、人々の"体感"によって左右されることが多いことに注目した。「デンキ予報」では、観測データには出てこない"体感"データを集めて数値転換し、その日の気象データと合わせて電気使用量と相関分析した予測式に組み込んで予報する。
「デンキ予報」の使い方
「デンキ予報」では、"今日のデンキ予報"と"みんなの体感"が確認できる。まず、屋内か屋外を選び、GPSで現在地を報告する。屋内にいる人は、どんな建物にいるか、また暑いか肌寒いかといった"体感"を報告。一方、屋外にいる人は、晴れているか、雨が降っているかといった現在の天気を報告する。
その結果、エリアごとに、その日の1時間ごとの予想電力使用量を確認することができる。また、電力使用量の予想ピーク時や、電力気象のプロの解説も確認でき、いつ、節電対策を強化すればよいかがわかる。さらに、室内の"体感"の情報をまとめた円グラフを見て、建物の空調調節に役立てることもできる。
この大変便利な「デンキ予報」を利用すれば、臨機応変に節電対策ができそうだ。オフィスの管理者も、家庭の主婦もぜひ活用しよう!
株式会社ウェザーニュース