米イエローストーンで群発地震
8日、米国イエローストーン(Yellowstone)で群発地震がおきた。
群発地震のうち最も強い地震は、地震の強さを示すマグニチュードがM3.3、震源の深さ6kmの地震だった。この地震の震源の位置は米国国立公園イエローストーン公園だった。
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FreeFoto.com 地質学者が注目
イエローストーンではこの数日小さな地震が繰り返しおきている。
地質学者はこの地震に注目している。注目の理由はイエローストーンの地理条件。イエローストーンはカルデラの上にあり、このカルデラは太平洋から地底深く潜り込む北米プレートの上に乗っており、過去イエローストーンでおきている噴火は全てこの北米プレートの動きと連動しているという。
現在地球全体で地殻の動きが活発化している。地殻の動きは過去2年間にみられた動きよりもさらに激しいという。日本では3月11日にM9.0の東日本大震災がおきた。地殻の動きが活発化している背景にはマグマの動きが考えられるという。
マグマの動きにより地形は大きく変形している。地質学者によると、イエローストーンでおきる群発地震が引き金になり大きな地震がおきる危険性があるという。
イエローストーンの火山の下にあるマグマトンネルは北米大陸の地中を曲がりくねりながら全長約400マイルの長さにわたり続いている。
地質学者は今後イエローストーンの動きには注意を払っていくべきだと警告している。
The Extinction Protocol: 2012 and beyond
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