節電目標
平成23年7月1日~9月30日の平日9~20時における使用最大電力を、前年実績対比で少なくとも15%削減し、可能な限りさらなる上積みを図るよう努める。
5月13日開催の電力需給緊急対策本部がまとめた「夏期の電力需給対策」によれば、東京電力は平成23年7月1日~9月22日)の平日9時~20時、東北電力は平成23年7月1日~9月9日の平日9時~20時を対象期間としている。
しかし日本銀行は、日本の節電の取り組みへの貢献や職員の健康なども踏まえ、電力需給緊急対策本部が定めた期間よりも長い9月30日までを対象期間と定めている点がすばらしい。
取組事項
上記取り組みに加え、平日稼動を大幅に抑え、各種節電、研修の延期、貨幣資料館の平日閉館および本店見学の中止なども行う予定だ。
夏休みや修学旅行などで貨幣資料館を見学する予定であった人々にはショックな取り組みも含まれるが、これほどまでに切迫した電力不足の中では仕方がないといえる。
これらに加え、勤務時間帯を1時間前倒ししたり、夏季休暇取得を促進したり、時間外勤務を抑制したりなど、15%以上に節電しようとする考えを随所に見ることができそうだ。
日本銀行 平成23年度夏期節電計画について
http://www.boj.or.jp/announcements/release_2011/rel110615a.htm/平成23年5月13日 電力需給緊急対策本部 夏期の電力需給対策について
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/electricity_supply/0513_electricity_supply_02_00.pdf