都に放射能レベル測定要請
江東区にある環境団体「No !放射能 江東子供をまもる会」は東京都東部にある江東区で独自に放射能レベル(大気中放射能濃度)の計測を続けている。同団体は同地域での放射能レベルの上昇を観測した事から都に新宿区での放射能レベルの計測を要請した。
「No !放射能江東子供をまもる会」は江東区にある環境団体。リーダーは石川綾子氏。
江東区で毎時0.18マイクロシーベルト検出
同団体は江東区で放射能レベルの計測を行なっているがこれまで最大の濃度毎時0.18マイクロシーベルト(μSv)を計測した。
福島県の値は火曜日で毎時約1.6マイクロシーベルトだった。毎時0.18マイクロ シーベルトは福島県の値毎時約1.6マイクロシーベルトと比較するとわずかな レベルだが年間に換算すると1ミリシーベルト(mSv)以上になるという。
この調査結果をうけ同団体は8日、東京都庁を訪問し、都に新宿区にある都庁で放射線レベルを測定するよう要請した。
新宿区はこの要請をうけ、新宿区にある都庁の18メートルの位置で放射能レベルの計測を行なった。その結果7日の値は毎時最大約0.06マイクロ シーベルトだった。以下米サイトBefore It's Newsの記事より引用。
石川綾子氏
調査でわかった事。東京の一部エリアの子供たちは年間1ミリシーベルト以上の放射能にさらされている可能性がある。また、東京で放射能汚染が進行中であると考えるべき。東京でさえこうなのだから福島県の子供たちが被爆している量ははかりしれない。
また同団体が行なった土壌調査では、東部スラッジプラント北グラウンドで一平方メートル当たり23万ベクレル、大島小松川公園わんさか広場で一平方メートル当たり15万ベクレルだった。
ちなみに福島市立第1小学校の4月6日の値は2,952 Bq/kg(Cs-134)、3,598 Bq/kg(Cs-137)、Cs-134とCs-137の総和は6,550 Bq/kg。以下サイト江東こどもを守る会の文章より引用。
石川綾子氏
これまで水面下で調査や検証を行ってきた結果、東京の特に東部に高線量地域がある原因のひとつとして汚泥処理施設「東部スラッジプラント」からの放射能漏出という大きな問題が判明した。 これは原発事故の二次災害による二次被ばくという重大な事象。
Before It's News
http://members.beforeitsnews.com/story/698/207/Radioactive_Signs_Tokyo_May_Be_in_Grave_Trouble.html江東こどもを守る会
http://koutoumama.jimdo.com/