株式会社Crestraは、株式会社エーアイの組込用音声合成ライブラリ「micro AITalk」による読み上げ機能が搭載された、iPhone/iPad向け電子書籍リーダー『金沢文庫』をリリースした。
まずはLITE版でお試しを
『金沢文庫』は、ネット上で文学作品を公開する「青空文庫」から好きな書籍をダウンロードし、音声での読み上げを行うことができる電子書籍リーダーだ。読み上げには、コーパスベース音声合成方式が採用されており、より人間らしく自然な音声を聞くことができる。
本アプリは、縦書き表示に対応しており、書籍のイメージを忠実に再現してくれる。また、ページのサムネイル表示により、目的のページを素早く探し出すことができるのだ。また、PDFやユーザ独自の画像集をZIPで圧縮し、サムネイルでのビュー表示やスライドショーでの閲覧も可能となっている。
『金沢文庫』は、App Storeにてダウンロード可能だ。価格は1,000円だが、2011年8月1日までは発売記念として700円(いずれも税込)で販売される。また、10ページまでの閲覧が可能なLITE版(無料)も近日登場の予定となっている。
Editor's eyes
文章を読み上げてくれる、ありそうでなかったアプリだ。近日登場予定のLITE版は、閲覧できるページ数に制限はあるものの、他の機能は有料版と同等に使用できるため、まずはLITE版で感触を確かめるのが良いかもしれない。
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