埼玉県本庄市に研究者が終結
早稲田大学と財団法人 本庄国際リサーチパーク研究推進機構は、自然エネルギーを活用した地方版スマートシティのモデル「本庄スマートエネルギータウンプロジェクト」を発足した。
早稲田大学らは、埼玉県本庄市の上越新幹線本庄早稲田駅周辺で整備が進む土地区画整理地区において、自然エネルギー(バイオマス、地中熱、太陽熱、太陽光など)を有効に活用し、地域のエネルギーや交通システム、ライフスタイルを総合的に組み合わせた街づくりを行う。
同プロジェクトの実現に向け、早稲田大学の環境・エネルギー分野の研究者が本庄キャンパスに集結する。複数の研究者が連携して早稲田の知を街づくりに生かし、気候変動対応型の次世代モデル都市の実現を図る。
現在も会員参加を募集
このプロジェクトには、埼玉県内などから22社が会員として参加する。今後、住宅用のインフラとしての地中熱システムや超小型電気自動車、太陽光パネル、蓄電池、太陽熱集熱器、通信機能などを持つスマートメーターの仕様などを検討するワーキンググループなどを含む、合計5つのワーキンググループに分かれて活動を開始する。
同プロジェクトは現在も会員参加を募っており、2014年度までの事業化を目指す。
早稲田大学のニュースリリース