色彩が舞う、抽象絵画の夜明け『カンディンスキーと青騎士』 展　好評公開中

丸の内の三菱一号館美術館では、昨年11月23日（火・祝）から本年2月6日（日）まで、抽象絵画の先駆者として知られる、ヴァシリー・カンディンスキーを中心にした、レンバッハハウス美術館所蔵『カンディンスキーと青騎士』 展を好評開催中です。

ドイツ・ミュンヘン市立レンバッハハウス美術館が誇る、カンディンスキーやパウル・クレーなど、「青騎士」グループを中心に、20世紀初頭の最前線の芸術作品が一同に会します。

19世紀末のミュンヘンは最先端の芸術家が集まる都市として、モスクワからやってきたカンディンスキーをはじめ、後の「青騎士」グループを中心に、若手の芸術家が集まってきます。

20世紀に入ると、抽象絵画の先駆者として、世界中の注目を集めたカンディンスキーら「青騎士」グループの活躍によって、ミュンヘンは前衛芸術の都として脚光をあびます。晩年カンディンスキーは、自身や「青騎士」グループの作品の多くを、ミュンヘン市とレンバッハハウス美術館に寄贈し、今日にいたります

日本で初めて「青騎士」グループを本格的に紹介するこの展覧会は、カンディンスキーや、マルク、クレーなどレンバッハハウス美術館所蔵の油彩60点、さらに貴重な資料なども展示します。

“抽象絵画”というと何か難しいイメージがありますが、鮮やかな色彩が舞うカンディンスキーの作品は「まるで音楽のよう」とも言われ、見るだけ心が踊ります。この機会にぜひおでかけください。





『カンディンスキーと青騎士』 展　
http://mimt.jp/aokishi/