27歳の若さで世を去った天才の素顔
80年代ニューヨーク・アートシーンにすい星にごとく現れ、わずか27歳の若さでこの世を去った天才画家、ジャ ン=ミシェル・バスキアの素顔に迫る、ドキュメンタリー映画「バスキアのすべて」が12月18日(土)から、シネマライズほか、順次全国で公開されます。
映画を手がけたのは、バスキアの友人であったタムラ・デイビス監督。キース・ヘリングやアンディ・ウォーホルらに認められ、時代の寵児となりながらも、若くしてこの世を去ったバスキアの真の姿を描き出します。
らくがきからスタートしたキャリア
バスキアは1970年代後半、地下鉄や建築物へのスプレーペインティング「グラフィッティ(落書き)」からそのキャリアをスタート、やがて、ウォーホルやキース・ヘリングなど認められるようになると、瞬く間にスターダムに昇りつめニューヨーク・アート界に新風を巻き起こします。
栄誉と人気を手に入れ、人生のすべてが順調に進んでいるかに見えたバスキアですが、徐々に薬物に頼り始め、妄想癖や奇行を目立ち始め、1988年8月12日、ついに、薬物の大量摂取により変わり果てた姿で発見されます。
今年で生誕50周年を迎え、今なお、その作品の評価も高い、バスキアの栄光と挫折にをテーマに、友人であったタムラ・デイヴィス監督による、20年以上未公開だった、生前の貴重なインタビュー映像をはじめ、友人や関係者の証言を交えながら、画家の生涯とその真実のせまります。
映画「バスキアのすべて」
12/18日(土)ロードショー
シナマライズ/東京都渋谷区宇田川町13-17 ライズビル
03-3464-0051
料金/1800円
映画「バスキアのすべて」公式サイト
http://basquiat-all.jp/