「明暗の巨匠」レンブラントの大回顧展
「光と影の魔術師」「明暗の巨匠」と呼ばれ、終生にわたり、光と影が生み出す明暗表現を追求し続けた、オランダの巨匠レンブラント・ファン・レイン。そのレンブラントの傑作たちがいよいよ、東京・上野にやってきます。
国立西洋美術館では、3月12日(土)から6月12日(日)までの、約3か月間にわたり、「レンブラント 光の探求/闇の誘惑」展を開催します。アムステルダム国立美術館、大英博物館、ルーヴル美術館など、各国の美術館が所蔵する、レンブラントの代表作を一同に集めた大回顧展です。
日本の和紙とレンブラント
今回の展覧会では、レンブラントの真骨頂ともいえる「明暗表現」にテーマを絞り、特に重要な役割を演じるとされる油彩画や、約100点の版画作品、素描などを通して、その表現の革新性について深く考察します。
展示される版画作品のうち、約30点は、日本の和紙に印刷されたものです。“遠い異国の日本の和紙が、レンブラントの芸術に、どう影響を与えたのか”といった新しい切り口も、この展覧会の魅力です。
映画や写真の「レンブラント光」という言葉にある通り、現代においても、さまざまな分野で影響を与え続けるレンブラントの芸術。その神髄を満喫する展覧会となっています。
「レンブラント 光の探求/闇の誘惑」展
国立西洋美術館
東京都台東区上野公園7-7
03-5777-8600(ハローダイヤル)
開催期間/3月12日(土)~6月12日(日)
開館時間/9:30~17:30
※毎週金曜日 9:30~20:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日/月曜日
※3月21日、5月2日は開館 3月22日(火)は休館
料金/1400円
レンブラント 光の探求/闇の誘惑」展 公式ページ
http://www.ntv.co.jp/rembrandt/index2.html国立西洋美術館
http://www.nmwa.go.jp/