グルーポン、個人情報の入ったノートPC紛失も情報流出は確認されず
2月4日、グルーポン・ジャパンは顧客の氏名や電話番号などの個人情報が入ったノートPCを紛失したとサイト内で発表した。
同社では発表時点において、第三者への情報の流出や不正使用などの事実は確認されていないとしている。
従業員がバス乗車中に紛失
ノートPCを紛失したのは、2011年1月29日19時20分ごろで、同社従業員がバスで移動中、ノートPCが入ったバッグを紛失したという。バス会社の遺失物センターや警察に紛失届を提出するも、まだ発見されていない。紛失したノートPCには、取引先企業の店舗情報など、関係先との打ち合わせの記録やメールの送受信記録が保存されており、同社の調査によれば、メール本文中に顧客の氏名や電話番号が26件含まれていたことと、取引先企業の店舗情報が155件含まれていたことを確認しているとする。
同社は、ノートPCのアクセスには第三者には容易に想像できないパスワードの入力を要するなど一定のセキュリティが施されているとしている。また、この問題に対処するため、同社CEOを長とする対策本部を設置し、現在お詫びなど適切な対応しているという。同社では、今後このような事案が発生しないよう、セキュリティ体制の強化及び十分なセキュリティ教育を実施するなど、情報の管理を徹底するとしている。
グルーポン
http://www.groupon.jp/