イッツコムがグルーポン系サービス拡大で売り上げ3億円目指す
イッツ・コミュニケーションズ(横浜市青葉区)は、共同購入型の割引クーポン事業を拡大することを発表した。
現在オープンするWebサイト「ポニッツ」と平行して4~5月をめどに携帯電話専用サイトをオープンさせるほか、現在9人の営業担当者を15人程に増やし、エリア拡大を狙う。「自社メディアを使用したPR」や「東急グループの連携」を強みに協力店舗を増加させ、2011年度、同事業で2億~3億円の売り上げを目指す。
自社メディア・東急グループの活用で他サイトとの差別化計る
イッツコムは東京急行電鉄と東京電力が株主で、同社の共同購入型割引クーポンサイト「ポニッツ」は、2010年12月に開始した。現在、ポニッツの対象エリアは東京・渋谷周辺、都内から神奈川県へと伸びる東急田園都市線、東急東横・みなとみらい線の3エリア。イッツコムの主要事業であるケーブルテレビ番組内において店舗PRをする点が特徴となっており、すでに掲載店は60店舗に及んでいる。
営業担当者の増員とエリアの拡大などにより、メディアやクーポンサイトであまり取り上げられたことのない地域密着型店舗の発掘を進める。また東急グループとの連携により、電車内広告を使ったポニッツの知名度向上や参加店舗の確保を見込む。希少店舗の取り扱いと自社メディア、グループの活用で他のクーポン購入サイトとの差別化を目指していく。
イッツ・コミュニケーションズ
http://www.itscom.net/ポニッツ
http://ponits.jp/