収入があっても……
非クーポンユーザーは、クーポンユーザーが低所得者で、生活が困窮していると思いこみがちだ。しかし、現実はまったく逆であることがわかった。
米マーケティングリサーチ会社ニールセンの調査によると、クーポンの最大利用層は、54歳以下の大卒白人女性であり、彼女たちの平均年収は7万ドル(約580万円)以上だという。
さらに驚くべき事実は、クーポン利用率のより高いヘビーユーザーになると、平均年収はより上がり、半面、年齢層は下がるという。
それに対し、年収が2万ドル(約165万円)以下の場合、クーポン利用者の割合は100人中1.6人にまで落ちるという。
なぜなのか?
クーポンを利用して節約したお金も積もり積もればかなりの金額になるのに、なぜ低所得者層の利用率が低いのか。ニールセン側はこう述べている。
本質的に、高学歴高収入の消費者の方がお得情報を探すのが上手なのです。なぜなら、お金の価値を認識しているからでしょう。
クーポンクイーンとは?