2010年上期の出荷台数が初めて二輪バイクを抜く
「電動アシスト自転車」の普及が加速しているようだ。『Sankei Biz』の記事によると「2010年上期(1~6月)の出荷台数が、初めて二輪バイク(輸入車を除く)を上回った」という。
しかもその理由として「景気低迷や若者のバイク離れでバイク市場の縮小が続く一方、環境意識や節約志向を背景に、電動アシスト自転車の人気が急上昇しており、年間の出荷台数でもバイクを抜く公算が大きい」とのこと。
自転車産業振興協会によると、1~6月の電動アシスト自転車の出荷台数は、10.9%増の20万6,774台。一方、日本自動車工業会の調べでは、二輪車は5.6%減の19万4,304台だった。アシスト自転車はすでに08年に二輪車のう排気量50cc以下の原付きバイクを上回っていたが、ついに二輪車全体も超えた。
特に「3人乗り」したい子育てママに好評
電動自転車は、2005年にヤマハ発動機が初めて発売して以来、ガソリンを使わないエコな乗り物として、中高年から主婦や学生ら幅広い層に広まっている。
特に記事では「小さな子どもを連れて出歩く必要のある主婦にとって利便性が高く、『3人乗り』が解禁された09年にはヤマハ発やブリヂストンサイクルが対応車を投入している」とある。
確かに、子どもを2人連れた子育てママにとっては、バイクでは乗せることができるないのはもちろん、通常の自転車よりも電動アシスト自転車は心強いはず。
しかもバイクのようにガソリンも必要なく、よりエコな乗り物と言える。今後、さらに広がることが予想されるだろう。
【minastirith 執筆】
■
電動自転車がバイク抜く 10年上期の出荷台数、エコが追い風 - SankeiBiz(サンケイビズ)■
PAS Raffini - 電動自転車 | ヤマハ発動機製品サイト