日テレが「ぐるチケ」をトライアル案件として開始
日本テレビ放送網株式会社(以下日テレ)が、フラッシュマーケティングに参入する。
9月27日、メディアの強みを生かした「日テレ ぐるチケ」を「ビジネストライアル案件」として開始することが決定。1~2年の期間を定めて事業予算を与え、採算性があるかを見極めることとなった。
これは社員公募の事業企画の中から選ばれたもので、「日テレ ぐるチケ」以外にも「日テレ ソーシャルゲーム」「日テレ アプリ」の開始が決定している。
トライアル3案件が示す新しいビジネスモデル
「日テレ ぐるチケ」フラッシュマーケティングサービスにおいて、番組との連携などテレビ局ならではのアイディアとオリジナリティのある企画・サービスを展開する。既存のサービスモデルに日本テレビが関わることで、「テレビ」×「インターネット」×「クーポンチケット」という新しい形を創りだし、ユーザーとクライアントのニーズに応える。
「日テレ ソーシャルゲーム」日テレが持つ「コンテンツ力」と「プロモーション力」を活用して、「日テレ発による今までにないゲーム」を開発・展開し、収入獲得を目指す。第1弾として、「スッキリ!!」商品開発部、スポーツコンテンツの2種類をモバゲーTOWNで展開する予定。
「日テレ アプリ」日本テレビグループで制作・販売するアプリのポータル機能を持つ「日テレアプリ」を立ち上げ、収入獲得を図る。
アプリの企画は社内外に広く募集し、テレビ・番組コンテンツ連動だけにとらわれない形でアプリの制作・販売を行っていく。
今回ピックアップした3件のほかにも、応募企画の中からプロジェクトチームなどで調査・研究の行われている案件が多数あり、随時ビジネストライアル案件などの形をとってサービスを開始していく予定という。
テレビ局の新しいビジネスモデルへの挑戦に、目が離せない。
日本テレビ
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