雲南省昆明市の公安局盘龙派出所に6歳の男の子が保護され、母親の迎えで帰宅しようとしていたが、男の子が座っていたソファーの隙間から携帯電話が見つかった。
携帯電話から明らかになっていく事件の顛末
この親子のものではないという携帯電話。掛けてみるとバスの中で男の子を保護した中学生の友人だった。携帯電話の持ち主である中学生は携帯電話がなくなったことに気づいておらず、バス車内で盗難にあったのではないかと考えた。しかし、まさか男の子が盗んだというのか?
学費が欲しく1回50元で息子をレンタル
事のいきさつを母親が話した。それによると、母子家庭で金銭的に苦しく息子の学費を稼ぐために1回50元で息子をレンタルしていたという。
レンタル先の女性の身元は明らかでなく、心配しながらもレンタルしていた。女性は男の子を迎えるとすぐ男性に預け、男性は毎回男の子を連れてバスに乗り、携帯電話を男の子のポケットに入れることもあったという。
知らないうちに犯罪に加担していた子供・・・・・・
このことから男の子はバス車内での窃盗に知らないうちに加担しており、盗んだものを運ぶ道具にされていたと警察は考え、レンタルしていた女性を追っているという。
「公交扒手租6龄童当转赃工具 母亲每次收50元“租金”」
云南网(中国語)
http://society.yunnan.cn/html/2010-10/21/content_1382588.htm