子育てに関わる時間、年代が若いほど長い傾向
GLS JAPANは、20~50代の子供を持つ男性500人に、6月末から施行される「改正育児・介護休業法」の背景を踏まえ、また「父の日」を前に、男性の「子育てに関する意識調査」を実施した。調査期間は、2010年5月27日(木)~28日(金)。
まず、「現在(子供が小さかった頃)、『子育て』に参加していますか(していましたか)?」と聞いたところ、82%が「参加している(していた)」と回答。特に、20代では89%と約9割が、一方で50代は74%と7割が「参加している(していた)」と答え、若年層ほど参加率が高い傾向が見られた。
そして、「『子育て』にかける(かけた)時間は、1日あたりどれくらいですか(でしたか)?」と聞くと、平均値として「平日:2.1時間」「休日:5.8時間」という結果が出た。特に「休日」に絞ると、20、30代では「6.7時間」、40、50代では「4.9時間」となり、休日の子育てにかける時間も世代間の違いが見られた。
「子育て」を通じて変わったこと、たとえば・・・
そして、「『子育て』を通じて自身が変化したこと」を聞いたところ、最も多かったのが「自宅で過ごす時間が増えた」(62%)。次いで「金銭感覚が変わった」(30%)、「仕事にやりがいが出た」(22%)と続いた。
世代別で見ると、20、30代では40%、一方で40、50代では20%が「金銭感覚が変わった」と回答。「子育て」をきっかけに、6割の父親が自宅で過ごす時間が増え、また特に20、30代にとっては、4割が家計を見直すきっかけともなっているようだ。
【minastirith 執筆】
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