なりすまし菅新首相
衝撃的な鳩山前首相の辞任を受け、誕生した菅直人新首相ですが、組閣が発表され、脱小沢色を前面に押し出し、順調に支持率が回復しました。そして菅新首相誕生と同時に、早速、twitter上になりすまし菅直人が出現し、世間を騒がせました。偽者とは知らず、一気に1万人以上がフォローしました。
認証制度
なりすましは本国アメリカでも問題となり、twitterを相手どり訴訟を起こした野球選手がいました。これを受けたtwitterが、認証システム機能を設けるようになりました。本名とメールアドレス、公式サイト、登録名などをサイト上から送信し、認められると、画面の右側に丸い緑のマークが表示されます。
認知度が低い
このようなサービスがあること自体を知らない人が多いため、認証マークの有用性には疑問があります。YOMIURI ONLINEの伝えるところによれば、
日本国内では、8日現在で国会議員19人を含めた52人・団体がお墨付きを受けた。しかし現在、与野党で90人近い国会議員がツイッターを使っているとみられ、認証はまだ5分の1程度だ。
とのことです。80%の議員は認証をもたないままアカウントを持っていることになります。本物なのに、ユーザーには、本物かどうかの判別はつきません。またユーザーのほうもマークへの認知度が低いため、認証マークがあるかどうかなどチェックしている人はほとんどいないでしょう。twitterがもっと認証システムについて周知させる努力をしなくてはいけませんが、現状では、認証マーク以外には、混乱させる意図が明確な場合はアカウントを削除するという方法をとっているのみです。