ロボット研究会とつくば市は、「つくばロボットフォーラム2010/ロボット研究会地域討論会inつくば」を、つくば市役所新庁舎で7月6日に開催する。
同研究会の地域討論会は、現場密着を旗印に、ロボット産業の振興やロボットテクノロジーを活用して新たな社会・街づくりを目指す地域で、討論会などを現地開催する取り組み。
これまでに第1回を大阪市、第2回を川崎市で開催してきており、今回は、世界有数の知の集積地として知られ、「ロボットの街」を公言するつくば市でパネルディスカッションや施策紹介を行うもの。
福祉介護ロボットをテーマにパネルディスカッション
労働人口の減少と高齢化社会を迎える我が国にとって、生産性向上とサービスの高度化を実現できるロボットへの期待は増すばかりで、特に福祉介護分野ではロボットテクノロジーの応用が急速に進んでおり、パネルディスカッションのテーマは、「福祉介護ロボットの未来を語る」としている。
今回は、ロボットスーツの開発者として著名な山海嘉之サイバーダイ代表取締役社長(筑波大学大学院システム情報工学研究科教授)のほか、ゼネラルロボティックス、ライフロボティクス、産業技術総合研究所から、ロボット開発に携わる最先端のメンバーをパネリストとして招き、福祉介護分野のロボットの未来を展望するという。
注目のロボット特区の施策紹介も
一方、つくば市では、国からの認定を受けて搭乗型ロボットの公道走行実証実験なども計画している。
このロボット特区での取り組みは、ロボット産業の未来を占う意味でも全国から注目を集めており、つくば市産業振興課からロボット特区の施策も紹介してもらうとのこと。
会場ではパネリスト企業のロボット展示コーナーも設け、最先端ロボットのデモ展示も行われる。
<開催概要>
開催日時 7月6日(火)14:00~17:00
会 場 つくば市役所 新庁舎(つくば市苅間2530番地2)
電話<代表>029-883-1111
申込み リンクより
参加費 無料
定 員 150名 定員に達し次第締切り
主 催 つくば市 モノづくり推進会議
共 催 茨城県圏央道沿線地域産業・交流活性化協議会
問合先 日刊工業新聞社「モノづくり推進会議事務局」
担当者 :長野 多田 宮川
TEL :03-5644-7608 FAX :03-5644-7209
開催案内・申込はこちらへ(会場)つくば市役所 新庁舎案内ロボットスーツ