息を吸う時ヒューという音が出るのが特長
江戸川区で4月以降、葛西地区を中心に百日咳の感染が発生している。例年の同時期に比べて多く、小中学校を中心に発生し、一部の学校では集団発生している。
百日咳は、飛沫・接触が原因で感染し、通常7から10日間程度の潜伏期を経て、普通のかぜ症状で始まり、次第に咳の回数が増えて程度も激しくなる。
発作のようなけいれん性の咳となり、息を吸う時に笛の音のようなヒューという音が出るのが特長で嘔吐を伴うこともある。熱は微熱程度。
予防接種が可能
予防は、定期予防接種(DPT)として生後3か月から7歳6か月未満(国は生後6か月からを推奨)まで接種可能。
同区では、風邪症状が続いたり、咳が出る等の症状のある人はマスクを着用し、早期受診をすすめている。
また、百日咳は、学校保健安全法では咳が消失するまで出席停止となる疾患なので、医療機関で百日咳と診断された生徒(園児)は学校(園)に届け出が必要。
江戸川区ホームページ 百日咳に関する情報
http://www.city.edogawa.tokyo.jp/oshirase/pertussis/index.html東京都感染症情報センター 百日咳
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/pertussis/index.html