物議を醸したソーダ税
砂糖含有量の多い炭酸飲料がアメリカ人のカロリーオーバーの一番の原因になっているとして、売上税を課すという議論が全米レベルで行われています。ところがこのソーダ税、年初にニューヨーク州においては否決されたのですが、この度ワシントンDCの議会でも否決されました。
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税金の代わりに基金を作る
ワシントンDCにおいて、清涼飲料に対する6%の売上税を導入するという原案は、飲料メーカーの大反対にあったようです。いくら清涼飲料がアメリカ人の肥満の大きな要因だとしても、それならばキャンディやお菓子はどうなのだ?というわけです。
その結果、ワシントンDCでは、砂糖入り炭酸飲料だけに売上げ税を課すというのではなく、アメリカの子供達により良い食生活を送ってもらうための学校基金を設立しましょうということでひとまず落ち着いたようです。
grist : DCのソーダ税不採用。代わりに基金設立(英語)
http://www.grist.org/article/d.c.-dumps-soda-tax-but-fully-funds-healthy-schools/