事業仕分け第2弾
何かと話題の事業仕分けですが、後半戦4日間が終りました。もう目新しさもなく、一時の注目はなくなったのではないかとも言われていましたが、傍聴人は、4870人と前回を上回り、国民の関心はまだまだ続いています。
宝くじ
今回の事業仕分け対象事業の中に宝くじ関連法人の天下りや豪華すぎるオフィスなどが問題で、これらの問題を解決するまでは、宝くじの販売を停止すべきだと判定されました。
宝くじといえば、なかなか当選しませんが、「夢を買う」のを楽しみしている人も多いのではないかと思います。停止と聞いて、ひとつ楽しみを奪われたような気分になりましたが、yahooニュースでは以下のように報じられています。
枝野幸男行政刷新担当相は25日、国会内で原口一博総務相と会談し、政府の行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)による事業仕分け第2弾の後半戦で「廃止」と判定された宝くじの関連事業に絡み、宝くじの発売中止を求めるとした仕分けの結論を事実上、撤回した。
確かに、天下りが多いことも、余計な費用をかけていることも、国民が悪いわけではないので、国民が罰をあたえられるような形になるのは変なので、正しい結論に達したといえるでしょう。
第2弾を終えて
今回、廃止という結論に達したのは、31法人39事業です。他には、裁判記録のコピー代が1枚50円というのは相場から考えて高額すぎるので見直しという判定がでました。普通は、10円です。50円とはいったいどこから計算したのでしょう。事業仕分けがなければ、このようなことが表沙汰になることもなかったでしょう。今後の適格な事業の改善がされることを望みます。
yahooニュース 事業仕分け 「宝くじ発売中止」を撤回
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100525-00000630-san-pol