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2024年11月23日(土)
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障害を持つ元店員、店を訴える(英)

障害を持つ元店員、店を訴える(英)

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アバクロンビー&フィッチ社でおきたトラブル
アバクロンビー&フィッチ社はアメリカの有名なアパレル・チェーン。現在アバクロンビー&フィッチ社(以下アバクロ社)は元従業員のリアム・ディーン氏から 41,000ドルの訴訟をうけているという。
障害者
リアムはアバクロの店員に採用された。採用理由は「アバクロの求める店員のイメージにマッチしているから。」ということだった。アバクロ社の求める店員のイメージとは、「ナチュラルでクラシカルなアメリカンスタイル」だ。

リアムは片方の腕に障害があり、会社がリアムが障害を持っていることに気付いたのはリアムが店員のユニフォームを着た時だった。しかし会社はその片方の腕をカーディガンなどで隠すようにとアドバイスしただけだった。

そんなアバクロ社には「ビジュアル・チーム」というチームがある。このチームの仕事はアバクロ社のショップを巡回し、ショップや店員をチェックすることだ。
その巡回で事件がおきた。

リアム・ディーン
ビジュアル・チームが私の働いているショップにチェックに入ってきたの。ビジュアル・チームはショップの店員の服装のチェックをはじめた。そして私のところに来た。ビジュアル・チームは私に『カーディガンを脱ぎなさい。』って言ったの。数分後ショップのマネージャーが私のところに来てこう言ったわ。あなたはアバクロの求める店員のイメージにあっていない、このフロアに君を置いておくことはできない。すぐに倉庫に行きなさい。誰か替わりを探しますって。
私は自分に誇りを持ってる。いつも自分に自信を持ってる。でもこんな偏見をうけたのは初めてよ。自分がまるで全く価値のない人みたいに感じたわ。 私はアバクロの本社に電話した。本社の社員は、私に冬のユニフォームが到着する倉庫で働く気はあるかって聞いてきたわ。

リアムはロンドンの雇用審判所でアバクロ社を相手どり25,000ポンドの損害賠償裁判をおこした。現在裁判は最終審議に入っている。アバクロ社は差別事件で、すでに総額4000万ドルの賠償を要求されているという。

外部リンク

True/Slant
‘Visual Team’ disapproves of Disabled Girl
http://trueslant.com/jeffhoard/2009/06/16/visual-team-disapproves-of-disabled-girl/
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