(株)サイバーエージェントは、7月7日にスマートフォン向けアプリケーション事業の100%子会社「(株)アプリボット」を設立、その取締役に4月の新卒社員である卜部宏樹(23)さんを抜擢した。
新会社の設立は、卜部さんの提案によるものとのことだが、この若さでの起用は同社でも異例という。
現在、国内におけるスマートフォンの出荷台数は2009年実績で前年比約2倍の234万台と発表されており(2010年4月 MM総研発表)、今後、国内における携帯電話の総出荷台数に占める割合の増加と、それに伴うスマートフォンアプリ市場の拡大が予想されている。
設立目的はスマートフォン向けアプリ事業の強化
そこで、多数のモバイルサービスやモバイル向けソーシャルアプリケーションの運営実績がある同社は、これらのノウハウを活かしたスマートフォン向けの事業強化を目的に子会社を設立したもの。
(株)アプリボットは、iPhoneやAndroidなど、スマートフォン向けのアプリケーション、コンテンツを企画・運営・配信事業を展開し、2011年9月期で売上高5億円を目指すという。
なお、資本金は1,500万円で、サイバーエージェント専務取締役の日高裕介氏が代表取締役社長に、また卜部さんのほか同社CEOの藤田晋氏が取締役に就く。
(株)サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/