家庭の経済的事情で貸し付け増加
厚生労働省の調査により、高校の授業料などの教育費において、貸し付けを利用する人が増えているという。
調査によると、家庭の経済的事情によって、授業料を滞納している高校生に行う学費貸し付けが、2010年2月1日の貸付開始から3月31日までの1か月半の累計で808件、1億9521万円に上ったことがわかった。
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_Yuki_K_'s photostream最も多いのは東京、福岡、熊本など
また、都道府県別で利用が多いのは、東京都が81件でトップ。続いて、福岡県と熊本県が67件ずつ、さらに沖縄県が61件だった。
ちなみに、貸し付けの審査は都道府県ごとに行われており、月3万5000円、3年間を上限に無利子で貸し付けていて、最初の6か月間は返済が猶予されている。
(minastirith 執筆)