今年1月の児童虐待事件を踏まえる
東京都教育委員会は児童虐待の早期発見のためのチェックリストを新たに作成した。
同委員会では、これまでにもチェックリストを作成、虐待を受けた幼児・児童・生徒への支援等、児童虐待への適切な対応を行うよう努力してきたが、今年1月に江戸川区で児童虐待事件が発生。
このことを踏まえると共に、平成21年度東京都児童福祉審議会児童虐待死亡事例等検証部会報告書等の内容を考慮し、「児童虐待の早期発見と適切な対応のためのチェックリスト」を新たに作成することとなった。
児童虐待の早期発見に努める
今後、各学校が本チェックリストを活用し、児童虐待の早期発見や発見後の組織的な対応に活かしていくことになる。
前述の事件は、今年の1月に江戸川区の小1男児が、両親から虐待を受けて死亡し、後に学校の認識が不十分だったのではないかと指摘されている。
東京都ホームページ
「児童虐待の早期発見と適切な対応のためのチェックリスト」の活用について
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2010/05/20k5b300.htm