緑のカーテンに使う植物のアンケート、調査結果を紹介
ここの所陽射しが強くなり、暑さ対策を考え始めた人も多いはず。今年は、国際生物多様年でもあり、環境問題への取り組みから緑のカーテンを作ってみようという人も多いのでは?
ただ、緑のカーテンといっても、つる性植物がたくさんあるので、何の植物にチャレンジするか悩んでしまう。そこで、昨年
「人気ブログランキング投票」サイトで「緑のカーテン、何で作りますか?」
というアンケート調査が行われたので、ここでその結果と共に、おすすめ植物を紹介する。
ベスト2はゴーヤ、ベスト3はフウセンカヅラ
アンケートは2009年02月27日~2009年08月31日まで行われ、総投票数73。
ベスト3はフウセンカズラ
東南アジアや熱帯アメリカ原産なので暑さに強く、葉がせりに似て涼しげでおしゃれ。葉の脇から長い花柄を伸ばし、白い小さな花を咲かせる。花が咲き終わると、そこに紙風船のような膨らんだ果実を付けぶらさがり、秋ごろまで楽しめる。
ウスミドリ色の果実が色づき褐色になったら、種も採取できるので、来年用にとっておくといい。
べスト2は、ゴーヤ
ゴーヤといえば沖縄料理を連想する人も多く、暑い地方で、昔から育てられていた植物。原産は熱帯アジアなので、高温多湿な日本の気候に適している。
ゴーヤの花には雄花と雌花があるので、それをうまく受粉させてあげると実が良くつく。昆虫が受粉を手助けしてくれるが、あまり昆虫がいない環境では、雄花をつんでおしべを雌花のめしべにくっつけてあげ人口受粉をすると実をつける手助けになる。
ベスト1は朝顔
ベスト1は、朝顔
小学校の理科の教材として使われることの多い朝顔は育てやすさが特長。原産は亜熱帯アジア、熱帯アメリカ。最近では、花期の長い西洋朝顔も園芸店で多く取り扱っているので、花を長く楽しみたい場合は、こちらを選ぶと良い。
注意点は、朝顔は、日が短くなると開花する短日開花植物なので、夜も明るい街路灯の近くや人口照明のあたる場所だと花付が悪くなったり、花がつかなくなってしまうので、置く場所には気をつける。ちなみに今年一番日が長くなる夏至は6月21日。開花は7月~9月になる。
ベスト3以外では、ゴーヤに似たへちまやいんげん、ソラマメ、スナップエンドウ等の豆類、きゅうりなどもつる性の野菜なので、緑のカーテンになる。
ただ、育てやすさからいうと、ベスト3の植物が上げられ、あまり手をかけなくても、それなりに花や実をつけてくれるので、植物を育てる楽しみが味わえる。
「人気ブログランキング投票~緑のカーテン、何で作りますか?」
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