少子化を解消するためサービスを拡充
東京都は、出産や育児を行う上で、安全で使いやすい住まいづくりが広く行われることを目指し「子育てに配慮した住宅のガイドブック」を作成した。
東京都は、平成20年の合計特殊出生率は、1.09(全国値は1.37)と低水準にとどまっている。この少子化の流れに歯止めをかけるため、子育て家庭が選択できるサービスを質・量ともに大幅に拡充。今回のガイドブック作成に至った。
子どもにとっても安全で使いやすく、親にとっても子育てがしやすい住まいづくりを目指し、妊娠中の母親の動作にも配慮した内容になっている。
子育て配慮型住宅のポイントは4つ
子育てに配慮した住宅は、
(1) 安全・安心で健やかに暮らせるすまい
(2) 子育てしやすい便利で機能的なすまい
(3) 家族・地域とふれあえるすまい
(4) 子どもの健康、成長等に配慮したすまい
の4つポイントにそって紹介。
子育てに配慮した住宅を検討する際に役立つ技術的なポイントをまとめたガイドブックになっている。
このガイドブックは、都市整備局のホームページにおいて全文掲載される。また、区市町村、関係業界に冊子を配布するとともに、都民情報ルーム(都庁第一本庁舎3階北側)において、6月下旬以降に冊子の販売を予定している。
東京都 都市整備局のホームページ
子育てに配慮した住宅ガイドブック
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2010/05/DATA/20k5i201.pdf