高速ブロードバンドは追加料金を払う価値あり
次世代の高速ブロードバンドはその速さだけでなく、提供できるサービスも重要になるだろう。インターネットサービスプロバイダ協会(ISPA)が明らかにした。
ISPreview.co.uk.が公表した最近の調査では、イギリスの消費者の半数以上が追加料金を支払ってでも100Mbpsのブロードバンドアクセスを利用したいと回答した。
彼らは、既に安定した10Mbpsの接続環境があるにもかかわらず、更に高速の接続を利用するために追加料金を支払う意思があるのだ。この高速ブロードバンドが国中で試行されれば、ビジネス通信はより一層効果的になるだろう。
速度だけではなく、付加価値が必要
ISPAの広報担当者は次のように話す。
「次世代アクセスはスピードに加えてインターネット上でどのようなサービスを提供できるかが選択の鍵になるだろう。
政府は、競争力のある市場を作り上げるために高速ブロードバンドへの投資促進に注力するべきだ。」
そうすれば、将来的に、企業のビジネス関連の通信コストはより低く抑えることが可能になるというわけだ。
格差が生じないよう政府のサポートが必要
市場原理だけではサービスがいきわたりにくい僻地でデジタル面で阻害されることがないよう政府が努力することが望ましいというのがISPAの考えである。
労働党、保守党、自民党の各党がイギリス全土での超高速ブロードバンドの展開を選挙のマニフェストに掲げていたことは、ブロードバンド環境の整備がイギリスで非常に重視されていることの表れでもある。
Next-generation internet 'should be measured by services'
http://www.makeitcheaper.com/business-energy-news/business-telecoms-news/19792184-next-generation-internet-should-be-measured-by-servicesInternet Providers Service Association(IPSA)
http://www.ispa.org.uk/