「ロンドンハーツ」が7年連続ワースト首位に
日本PTA全国協議会が先日発表した、小学5年生と中学2年生の保護者らを対象にした「子どもとメディアに関する意識調査」のアンケート結果によると、保護者が子どもに“見せたくない”テレビ番組として、お笑いコンビのロンドンブーツ1号2号が司会を務める『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)がなんと7年連続でトップだった。
調査によると「子どもに見せたくない番組」が「ある」と答えたのは、小学5年生の保護者が27.5%、中学2年生の保護者が21.2%。バラエティ番組『ロンドンハーツ』に関して「内容がばかばかしい」(74.4%)、「常識やモラルを極端に逸脱している」(48.8%)、「言葉が乱暴である」(48.2%)などが上位だった。
そして2位は、アニメ『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系)、3位は『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)が続いた。
* 「21年度-子どもとメディアに関する意識調査」より抜粋
子どもに見せたい番組ランキングも
一方で、子どもに“見せたい”番組では、バラエティ番組『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)が4年連続トップ。2位にはクイズ番組『Qさま!!』(テレビ朝日系)、3位は動物の生態系を知る『ダーウィンが来た!』(NHK)がランクインした。
この調査ではほかにも、子どものゲーム機器の利用状況、マンガやコミックなどの購読状況、携帯電話やPHSでの心配に関してなどの結果が発表されている。
【minastirith 執筆】
21年度-子どもとメディアに関する意識調査 (PDF)
http://www.nippon-pta.or.jp/material/pdf/17_mediahoukoku.pdf日本PTA全国協議会
http://www.nippon-pta.or.jp/ロンドンハーツ(テレビ朝日)
http://www.tv-asahi.co.jp/londonhearts/