景気の影響で夫婦ともに働きに出る世帯が増加
横浜市は17日、平成22年4月1日現在の保育所待機児童数について、1552人になったと発表した。これは、前年の比べ262人増加し過去最多となった。
横浜市では、平成18年ごろから待機児童数が増加傾向にあり、市では保育所の定員を増やしてきたが、それを上回るペースで入所申し込み数が増加。背景には現在の景気の影響で夫婦ともに働きに出る世帯が増えた影響もあると推測される。
待機児童数、最多の港北区は165人、最少の栄区は18人
市内18区で最も待機児童数が多いのが、港北区の165人、港南区の134人、青葉区の130人となっている。一方、栄区では18人、西区では38名となっていて、区によって大きな開きがある。
市では3年後の25年4月1日には待機児童数をゼロにするとしており、今後、どのような対策が取られるだろうか。
横浜市ホームページ
平成22年4月1日現在の保育所待機児童数について
http://www.city.yokohama.jp/me/kodomo/press/file/220517_220401taikijidousuu.pdf