都立高校、日本史選択から必修科目へ

都の教育委員会は、早ければ平成２３年度から一部の都立高校で、現在は選択科目としている日本史を必修科目とする方針を決めた。都教育委員会は、最終的にすべての都立高校への導入を目指しているという。


現行の学習指導要領は「地理歴史」のうちの、世界史のみを必修科目としており、日本史と地理については選択科目となっている。

平成２５年度からの新学習指導要領でも必修は世界史のみとなっているが、都立高校の半分ではすでに個々校長判断で日本史を必修科目としており、都教育委員会は、独自にも日本史の必修化を目指していた。また、日本史の必修化はこれまでに神奈川県と横浜市が導入を決めている。

これから国際社会に羽ばたく日本人としてのアイデンティティーを形成するためにも、発達段階に応じた日本の歴史を学ばせる必要があるとしている。



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