一晩で理想の人に出会うこと
人生で「ひとめぼれ」と言えるほどの思いをしたことがありますか?もしかすると男性には多いのかもしれませんが、アレコレ注文の多い女性だと、なかなか体験できないものなのかもしれませんね。
一度で好きになる、一夜にして理想の人を見つける、なんて神がかり的な感じもしますが、この神秘的な状況を、方程式でだしたイギリス人男性がいます。
『一晩で理想の人に出会う確率』なんかちょっと微妙なニオイもしますが(笑)ご紹介しますね。
N=R*×fp×ne×fl×fi×fc×L
イギリスのウォーリック大学で経済学の助手をしているピーター・バッカス氏(31)は、一晩で自身が理想の恋人に出会える確率を
「ドレイクの方程式」を用いて計算することにしました。「ドレイクの方程式」とは、フランク・ドレイクの方程式のことで、宇宙にどのくらいの地球外生命が分布するかを推定する方程式のことです。
N :銀河系に存在する通信可能な地球外文明の数
R* :銀河系で恒星が形成される速さ
fp :惑星系を有する恒星の割合
ne :1 つの恒星系で生命の存在可能な範囲内の惑星平均数
fl :上記の惑星で生命が実際に発生する割合
fi :発生した生命が知的生命体にまで進化する割合
fc :その知的生命体が星間通信を行う割合
L :星間通信を行うような文明の推定存続期間
ロンドン中心部に停泊するボートに住む彼は、恋人の条件を決め確率を出すことにしました。「ロンドン在住の大卒女性」であること、24~34歳であること、その上外見が好みのタイプであること。その確率は5%と出しました。
また、相手が自分を好きになる確率なども含めると、イギリス中では26人に絞られ、その結果、
ロンドンで過ごす1晩にそのような女性と出会う確率は0.00034%になることが分かったといいます。
確率が非常に低くてイメージがうかばないところですが、この論文の執筆後には「年齢の条件を満たす大卒の」彼女ができたといいます。なんと彼女は、近所にいたそうで。確率よりも「縁」や「運」が気になるところですね。