環境・エネルギーで協力を拡大
京都大学(写真)と
産業技術総合研究所は19日、連携協定を締結したと発表した。
蓄電池、燃料電池、太陽電池、省エネルギーデバイスなどの環境・エネルギーと、医工融合の共同研究を含む研究協力が柱。そのほか国際・産学官連携や人材育成でも協力を進める。
京大と産総研は環境・エネルギーの次世代自動車用蓄電システムや、革新型蓄電池で共同研究をしている。
そのためこの分野の協力を拡大。蓄電池(リチウムイオン電池、高性能蓄電デバイス)、燃料電池(直接型、アルカリタイプ)、太陽電池・太陽エネルギー有効利用、クリーンエネルギーシステム最適化などをともに手がける。
人材交流を通して効率的に共同事業
関連部署として京大は工学研究科、エネルギー理工学研究所、産総研はユビキタスエネルギー研究部門、太陽光発電研究センターなどが中心になる。
両者はインターンシップをはじめとする人材交流・研修を実施するとともに、優れた人材の供給という視点から、産業界の協力を得ながら効果的な共同事業を策定する。