子供と一緒に夕食を摂る、これだけで
家庭での行いが就学前の子供の体重に大きな影響を与える、という事が調査で明らかになった。週5日は子供と親が一緒に夕食を摂るのが子供の肥満を防ぐのに役立つ、という。
コロンブスのオハイオ州立大学、環境衛生学部、疫学助教授サラ・アンダーソン氏によると、他にも2つの習慣が効果的だという。その3つをまとめるとこうなる。
1.1週間の内、5日かそれ以上子供と一緒に夕食を摂る。
2.10時間半以上の睡眠。
3.テレビ、ビデオ等を観るのは1日2時間以内にとどめる。
8550人の4歳児を対象に家庭での習慣について行った調査で、18%が肥満児(BMIが95パーセンタイル以上)、又上記の習慣についてすべて当てはまったのはたった14.5%であった。
この3つの習慣すべてを満たしている中での肥満児の割合は14.3%、ひとつもあてはまらない肥満児の割合は24.5%。
どれか一つでも効果がある
とはいえ、すべてをかなえるのは無理、という人も多いのではないだろうか。それならば、週3回子供と共に夕食の席につく、また子供の寝室にテレビを置かない、などのやり方もあるという。というのもこういった習慣は、肥満を防ぐだけでなく、子どもの行動、認知発達にも役立つそうだ。
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