注目の接客乗務員
三陸鉄道の南リアス線で観光案内などを行うアテンダント(接客乗務員)が登場した。
デビューしたのは菊池さん(26)と栁本さん(26)の女性2人。アテンダントは昨年の北リアス線の4人に続くデビュー。
特別基金事業で採用
2人は、釜石行き列車に乗車して乗客の出迎えや車内放送、観光案内を行った。昨年、大船渡市から委託を受けた国のふるさと
雇用再生特別基金事業で2人は採用された。研修を重ねて高齢者と障害者の乗降補助、盛駅での案内も担当するとのこと。
笑顔がいっぱい
栁本さんは「制服を着て一気に責任感を感じた。きれいな海が見えるところでは減速するなど、運転士の気遣いも三鉄の魅力。気配りと笑顔で頑張りたい」と語る。一方、菊池さんは「お客さまに快適に乗車していただけるよう思いやりを忘れず、心に残るサービスを提供していきたい」と意気込んでいる。