防災で被害を最小限に
国際的な救急隊は実際には不必要な救助を行うのが主な任務になってしまっている。つまり安全な耐久性を満たしていない公共建物とアパートでの被害者を救助するのに大半を費やしてしまうのである。本来なら救助の対象ではなく、建築物の耐久性が地震を上回り被害自体が出ないのが防災の観点である。
ポルトープランスの大統領宮殿(2010年の地震で倒壊)写真の提供
M_Erikssonそのことにより、救助隊は耐久性の低さゆえの発生した被害者の救助にその活動のほとんどを費やす事になるのです。
防災を実行するのは困難
災害防止に重点を置けばそもそも被害者は生まれず、救助隊は本来の活動に専念できるのです。これは数十年も繰り返され、解決すべき問題ですが、解決するのは非常に困難です。
日本という豊かな国ですら、防災に力を入れているとは言えないからです。ハイチは西半球で最貧国といわれる国で有りますので、防災に資金を投資するのは至難の業です。資金を投資しなくていい防災対策、知恵を使う必要があります。
これにより、本当の意味での国際的な援助が生きるのです。
編集部 sono
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