リハビリの一環として買い物の機会を
横浜市泉区の介護老人保健施設 ゆめが丘は、12月14日、施設内にて高齢者向けの衣料品の店頭販売を実施する。
この販売は、販売する同施設内の場所を提供する形で、株式会社ケアファッションが行うもの。外出ができない施設利用者のために、リハビリの一環として買い物の機会を提供するという。
在宅復帰への取り組みを推進
介護老人保健施設ゆめが丘は、湘南鎌倉総合病院の後方関連施設としての役割を担う施設。現在は、徳洲会グループの多くの病院やクリニック、介護施設とも連携している。また、高齢化社会による介護サービスのニーズの増加に伴って、市町村自治体や各種事業者との連携強化にも取り組み、地域と一体になった介護サービスを積極的に担っている。
同施設は、医療機関と在宅医療介護の間における中間施設としての役割の重要性が高まる中、在宅復帰へのさらなる取り組みを推進。リハビリテーションの提供により、体力と日常生活基本動作の維持向上に取り組みなど、老健機能の強化を図っている。
明るい気持ちを取り戻す効果も
今回の衣料品店頭販売は、混雑したデパートやショッピングセンターに外出ができない利用者が、施設内でゆっくり買い物を楽しめるよう実施されるもの。体を動かすことに繋がるためリハビリテーションの一環になり、明るい気持ちを取り戻す効果も期待されるとしている。
販売を行うケアファッションは、近畿圏を中心に介護施設で店頭販売を展開している企業。神奈川県内の介護施設では、今回が初めての販売だという。
冬もの展示販売会を開催いたします - 介護老人保健施設 ゆめが丘
http://www.rou-yumegaoka.jp/news/info/2016/316老健ゆめが丘で要介護者や高齢者向け衣料品の店頭販売 - 共同通信 PRワイヤー
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201611186409/