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2024年04月29日(月)
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住友ゴム工業の南ア新本社開所、工場の生産能力大幅増強へ

住友ゴム工業の南ア新本社開所、工場の生産能力大幅増強へ

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生産能力を今の1.5倍に
1909年、英国ダンロップ社の工場を誘致し、日本初の近代的ゴム工場として創業した、100年企業の「住友ゴム工業」は、南アフリカにおけるタイヤ製造・販売拠点となる「Sumitomo Rubber South Africa(SRSA)」の新本社開所式を10月2日に行った。

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その際に行った投資計画の発表で、南ア工場の生産能力を、現在の日産9600本から、2016年には高性能タイヤを中心に日産1万2200本に、さらに2017年には今の1.5倍に相当する日産1万4500本まで拡大することを明らかにした。

約110億円の投資計画を発表
新本社は、管理・営業部門の強化や業務効率化を目的に、南アフリカ共和国クワズール・ナタール州ダーバン市街南部から市街北部に移転したもの。代表者はリアズ・ハフェジー氏で、開所式には、政府関係者・主要取引先65人を招待した。

開所式では池田育嗣住友ゴム工業社長が、南ア工場における11億ランド(約110億円)の投資計画を発表した。

工場の所在地は、クワズール・ナタール州レディスミスで、敷地面積は31万平方メートル。乗用車、ライトトラック用タイヤの製造・販売、トラック・バス用タイヤの販売を行っており、従業員数は約1100人に及ぶ。

2020年を目標に長期ビジョン
住友ゴム工業は、2020年を目標とした長期ビジョン「VISION2020」の実現に向けた経営方針を策定しているが、中でも「グローバル最適生産体制の確立」を最重点としている。

タイヤ事業におけるグローバル生産体制の展開は1997年のインドネシア工場を起点に、2004年の中国・常熟工場、2006年のタイ工場、2012年の中国・湖南工場と生産拠点を順次拡大してきた。

2013年にはブラジル工場、南アフリカ工場、2015年にはトルコ工場での生産開始予定と着実に長期ビジョン実現に向けた歩みを進めている。

2020年、世界全体のタイヤ需要は約20億本になると予想されている。特に中国を含む新興国の市場成長が顕著で、2020年における市場比率は全世界の半分以上を占めると予測している。

中国を除いた新興市場における住友ゴム工業の販売比率は2011年時点で合計約10%。これを2020年に20%まで引き上げることを目標にしている。買収によって、南ア工場を2013年12月から自社工場として稼働開始したのも、こうした戦略の一環だ。


外部リンク

住友ゴム工業 ニュースリリース
http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2014/


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